What`s about Hi-Res
ハイレゾとは

これまで体験したことの無いような楽器の細かいニュアンスやその場の空気感までも感じることができるということで瞬く間に音楽好きの間で人気を得たのがハイレゾです。ハイレゾ(Hi-Res)とは「ハイ レゾリューション(High Resolution)」を略した言葉で、CDクオリティを凌駕する高音質サウンドのことです。これまでCDメディア用にデータ量を抑える為に記録しきれなかった情報、例えば音の輪郭・奥行き・音圧といったものがハイレゾには含まれており、既存のデジタル音源では難しかった豊かな表現力を再現することができるようになりました。 因みに192kHz/24bitのハイレゾ音源だとCDの約6.5倍の情報量があり、その中には演奏家の息遣いや収録場所の空気感といった繊細なニュアンスが含まれています。これこそ手に入れることのできる中で、ソフトの作り手が意図した音楽に最も近い音源であるといっても過言ではありません。

元の音に近いハイレゾ

自然界の音はもともとアナログ情報ですが、CDのようなデジタルメディアに収めるためデジタル化を行います。アナログ情報は滑らかな波形ですが、デジタル化によってCDの場合は粗い階段状になります。けれどもハイレゾは、CDよりも細かくデジタル化しているので元の滑らかな波形に近く、そのためレコーディング時の微妙なニュアンスまでもほぼ忠実に再現することができるのです。

サンプリング周波数、量子化ビット数とは?

原音をPCM方式でデジタル化する際の細かさを表す単位であり、数字が大きいほど情報量が多くなります。

■音の高さの上限を決めるサンプリング周波数、単位はkHz
サンプリング周波数によって、記録できる周波数帯域が決まります。数値が大きいほど、より高い音まで再現することができます。

■音の大小の幅や解像度を決める量子化ビット数、単位はbit
量子化ビット数によって、音の大小の幅や解像度が決まります。数値が大きいほど、音楽のダイナミクスが豊かになります。

PCMとDSD

この2つはデジタル信号の処理方式の名称です。加工・再生時のプロセスの違いによって音質が異なるため、同じ楽曲でもニュアンスの違いがあります。再生には対応のD/Aコンバーターが必要です。

■PCMはPulse Code Modulationの略で、アナログの音声信号をパルスの列に置き換えてデジタル信号にする方式で、CDに採用されています。スペックの違いとしては44.1KHz/16bit・96kHz/24bit・192kHz/24bitといったものがあります。

■DSDはDirectStreamDigitalの略で、SACDで採用された音声信号の変換方式です。信号の大小を1bitのデジタルパルスの密度で表現します。スペックの違いとしては2.8MHz・5.6MHzといったものがあります。

多様なハイレゾフォーマット

目的によって圧縮や再生の仕方が異なる豊富なフォーマットがあります。
■WAVはWindows標準の音声ファイルで、MicrosoftとIBMが開発しました。非圧縮なので高品位な音質を実現します。
■AIFFはMac標準の音声ファイルで、Appleが開発しました。非圧縮方式で、WAV同等の音質を実現します。
■FLACはオープンソースソフトウェアとして開発・提供されており、可逆圧縮が可能です。圧縮では元の音声データから情報の損失が無く、再生では圧縮前の音声データと同じ音質を実現します。
■Apple LosslessはAppleが開発した、可逆圧縮方式の音声ファイルです。
■DSDIFFはSACDを制作するために業務用機器で使われている方式です。
■DSFはSONYが開発したDSDフォーマットで、DSDディスクでも採用されています。


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