ホームシアターについて
大画面薄型テレビや、ブルーレイプレーヤーの普及に伴い、聞く機会が増えてきた「ホームシアター」。どのようなもので、どのような利点があり、どのような種類があるのかをご説明します。
 
家庭で映画館の迫力や、スタジアムの臨場感を体感できるホームシアター
スタジアムや映画館では、音は聴くだけではなく身体で感じる
スタジアムでスポーツ観戦をする。選手が得点を取るたびに湧き上がる大歓声。それは音としてではなく強烈な感覚として記憶していることでしょう。
映画館で映画を見る。ストーリーにのめり込み、主人公の危機に手に汗握り、幸せな結末に感動して涙する。それは役者の演技だけではなく、なにかを予感させる怪しげな音楽や、壮大なオーケストラとともに思い出すことでしょう。
思い出を振り返るとき、その場で聞いた音はただ鳴っていたことと思う以上に、「身体に音がぶつかっているようだった」、「華やかな場面を一層盛り上げた」など身体が感覚として感じているのです。家庭でもこいうった映画館の迫力や、スタジアムの臨場感を楽しんでいただきたい。そのためにホームシアターがあります。
スタジアムや映画館と、テレビの音は伝わり方が異なる
テレビでスポーツ番組や映画放送を見ていても実際のスタジアムや映画館と迫力が全く違うと感じたことがあるでしょう。 それは、現実にスタジアムなどに行っているわけではないこと以上に、音の伝わり方にそもそも違いがあるのです。
スタジアムでスポーツ観戦をするとき、自分の前や横、後ろさまざまなところから大小の歓声、アナウンス、プレーの音が混ざり合い聞こえてきます。
映画館で映画を見るとき、車がとおりすぎる音が、後方や席の横方向からも聞こえ、まるで本当に横切ったかのように聞こえてきます。
一方、テレビではどうでしょうか。 テレビは画面の下や横に音を出すスピーカーが配置されています。テレビは見るとき前方に置くため、音はテレビから前に向かって聞こえてくるのみです。
ニュース放送のアナウンスなどはテレビであっても実際の会話と同じように前から聞こえてくるだけなのでテレビでも違和感が少ないですが、スタジアムや映画など、実際にそこでは多方向から同時にさまざまな音が聞こえてくるため、テレビでこのような場面を見たときに迫力がないなどの違和感や、物足りなさを感じるのです。

映画館での音の伝わり
多数のスピーカーを計算された角度や場所に配置して前後左右から聴こえる立体感あるサラウンド環境を実現しています。低音から高音まで幅の広い豊かなサウンドを奏でます。
 
テレビからの音の伝わり
テレビに内蔵されているスピーカーからの直線的なサウンド再生。低音や高音がでにくく、迫力に欠けています。
劇場へ近づけるホームシアターの音
テレビ単体では迫力や臨場感が欠けて感じる理由のひとつが、音が聞こえてくる方向性の少なさです。ホームシアターでは多数のスピーカーを配置したり、多方向から擬似的に聞こえるようにして、前だけではなく、横や後ろから音が聞こえてくるようにします。
また、太鼓の響く音や、ソプラノ歌手の透き通った歌声など、音は低い音(低音)から高い音(高音)までさまざまです。これらはどのようなスピーカーでも奏でられるわけではありません。スピーカーにはそれぞれ出すことができる範囲があり、特に低音は空気を大きく振動させる必要があるため薄型テレビのスピーカーでは困難です。ホームシアターでは低音用のスピーカー(サブウーファー)など低音をしっかりと奏でることができるため迫力が増します。また、高音も人間の耳で聞こえる範囲以上の高い音まで奏でるため身体の感覚で感じる実体験に近い臨場感を味わうことができるのです。

 
ホームシアターでの音の伝わり
複数のスピーカーを配置(左図)したり、擬似的に多方向から聞こえるように(右図)することで、テレビだけの平坦なサウンドから映画館やスタジアムのような立体的なサラウンド空間を再現します。

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